| :元氣人No.2 ジェット・ストリートダンススクール代表 ジェット・ユーさん |
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| ビシッとキメッ!! | ヨイショッ!うまく回れるかな? | イメージトレーニングも 取り入れています |
T:いろいろな所でスクールを開いてるんですね。 J:ここの桃山台の他に、江坂や岡町でやっています。元々はスポーツクラブの中で インストラクターとしてダンスを教えていたんですけどね。髪を伸ばしたりピアスを していたりしてたのを非難されたりしました。結局肩に入れていた刺青を知られて、 それはダメ、ということでどこのスポーツクラブへも出入りが禁止されてしまいました。 それでもう俺はこの仕事はできないのかな、と落ちこんだんだけど、このままじゃ 終われないなと思うと頑張る氣持ちが湧いてきて、よし!自分のスクールを開いてやろう と思ったのがきっかけです。それから買ったばかりでローンの溜まっているバイクで 手書きのチラシやポスターを電柱やいろんな所に貼って回って宣伝しました。警察にも 追いかけられたけど(笑) そうして、いざ心を決めて突き進むと、うまい具合にいろんな所から仕事が 舞い込んできて、そんな時に沖縄アクターズスクールからも声がかかって来て、 大阪の姉妹校のレッスンを頼まれたり、他にテレビの仕事も頼まれたりとか、 これも不思議な事やね。 T:スクールで生徒を教えながらも、あえて自分がコンテストに出場したりしていたそうですが それは自分の可能性への挑戦という意味で? J:そうやね。チャレンジですね。生徒を抱えている中で、トップがコンテストに出るというのは ものすごく怖いものがあるんですね。無様な結果は見せられないな、みたいな。 でもそれで出ないというのは何か自分に言い訳してるんじゃないか、という氣がしてね。 そうしてコンテストに出場したんだけと、見事に予選落ち。審査員からも辛らつなコメントを いただいて、もう、自分のダンスのレベルの低さに落ち込んだ事! それで叉頑張って練習して次のコンテストに出たんだけど、大会の情報をよく知らずに 申し込んで出た大会の出場者がブレイカー(クルクル回るようなブレイクダンスを踊る人) ばかりで、僕はダンスのスタイルが違うのでそんな技術は持っていない。他の参加者は 目の前でウルトラ級の大技ばかりでお客さんが大拍手の盛り上がり! オイオイ、どうしよう、と思っているうちにとうとう自分の番が回ってきて、ブレイキングの 技術を持っていないので、仕方なく自分のスタイルで踊ったけど、これも予選落ち。 このままではいかん!もっとオリジナルのスタイルをつくらなければ、普通に踊っていては とても勝ち目はないな、と思っていたときに「ブレイド」という映画で主人公が剣を かっこよく振り回しながら吸血鬼をやっつけていくシーン、それとブルース・リーの 「燃えよドラゴン」でブルース・リーがヌンチャクを振り回しているシーンが頭の中で オーバーラップして閃いたのが「杖」だったんですね。 よし、これでやってみよう! と思って杖をかっこよく振り回しながら踊るスタイルで やったら、見事優勝してしまったんですね。自分でもビックリでした。 それからは出るコンテストで次々に賞をもらえるようになりました。 そのステッキを使った踊りをマスターした頃から技術に対しての思考が変わってきました。 今まで頭で踊る、という思考が動物的な感覚で踊るというふうになりました。 それからは指導の時にも「考えるな、感じるんだ」というような言い方をしています。 T:まさにブルース・リー!! そうして挑戦していった中で、色々と氣づくことがあったんですね。 J:やはり何でもやってみないとわかりませんね。僕は「実践に勝る真実は無し」って よく言うんだけど、行動に移さないと、何も真実は語れないなと思います。 今の人は、やる前にあーだこーだと言うけれど、口で言う前にまずやれよ! と言いたいですね。そしてこれは人間の弱い所で、できない理由を人のせいにしたり、 言い訳でつくろったりしている。今まで才能のある人はたくさんいたけれど、そうした 行動のない経験不足によって埋もれてしまった人を何人も見てきました。 T:まず初めに行動ありき、ですね。ダンスの指導を通じて嬉しかった事、感動した事を 教えてください。 J:初めてダンスを教えた時に、生徒さんがダンスで自分を表現する喜びというものを 初めて味わい、それに感動してレッスンが終わった後に僕のところに駆け寄ってきて 「ありがとうございました!」とお礼を言われたときには「ああ、こんな自分のレッスンでも 喜んでくれる人がいるんだ」と思ってジーンときましたね。 それとうちの生徒は他のダンススクールに行ったら追い出されそうな子がなぜか 多いんですよ。元登校拒否もいれば、鬱気味の子とか、いろんなトラウマを 抱えている子や学校での問題児だったような子が多いんですよ。でも今までちゃんと 続いた様な経験がないけど、学校の勉強よりかはかなり一生懸命にやっている のは感じます。そしてその子たちがダンスをやっていくうちに変わっていく様子を見るのが 嬉しいですね。叉、逆に感謝の氣持ちも湧いてきます。ああ、俺のやっている事には 意味があるんだな、ありがたいな、というように。 T:では最後に今後の夢や目標を聞かせてください。 J:ダンスを通じて少しでもいいものを感じてもらえるようになってくれればな、と思います。 目に見えるものじゃなくて、目に見えないものをダンスで伝えていければなと。 人間って結局は目に見えないもので動かされているでしょ。夢とか希望とか、感動 というのは物じゃない、感覚的なもの。そういうものがあって、そういうものが大事なんだよ、 いい職について、お金を稼いでって言うのは、目に見えるものであって形的なものだから 本当の幸せはそこにはないねんで、というのが言いたいですね。そんなことよりも、もっと 心の中が広がるような事を教えてあげれば、世の中がいくら歪んでても、心の中が ゆとりを持っていれば絶対に不幸になる事はないと僕は思いますね。 T:なかなか普通のダンススクールでは教えてくれないような奥の深い事を教えて いるんですね。ですからそうした様々な問題や悩みを抱えた子供達もジェット先生を 慕っているんでしょうね。今日は本当にありがとうございました。 J:僕もちょっとはまともな人間になりました(笑)。後はもう恋愛関係でもうちょっと 真面目にならなきゃな(T、J笑)と思います。 みんなでハイ、ポーズ!!真剣な語り口の中にも時折ユーモア(寒いギャグ?)を 交えて語るジェット先生でした。これからもダンスを通じて 多くの人達に夢や希望を与えてくださいね!! |