:元氣人No.3
潟tァイルドライフ
木嶋賢治社長

T:ファイルドライフを立ち上げられたのは、いつですか?

K:この熊野町の店はオープンして11年目になります。他にも梅田店、梅田北店、神戸の
 三宮店の現在4店舗で営業しています。


T:会社を立ち上げられるまでの事をお話していただけますか。


K:福井の高校を卒業してから将来独立して事業を起こそうと思い、
 大阪のコンベアなど輸送機の製造会社に26年勤めたのですが、元々は大学進学が
 決まっていたんですよ。

 それが、当時「三羽がらす」と呼ばれていた仲の良い友達がいて、それぞれが
 進学しようと思っていたのですが、卒業間際に一人のお父さんが亡くなったので
 就職するということになり、「お前が就職するんならワシらも就職しよう」と(笑)

 僕ら3人で学校の生徒会も牛耳っていただけに親や先生からもの凄い反対を
 受けましたが、ガンとして聞かなかった。それで何とか周りを説得し、いざどこに
 就職するかという事になって、求人が来ていた会社で一番大きいところ、真ん中のところ、
 一番小さい所の三つを選び、エンピツ倒しのクジでそれぞれの就職先を決めました。

T:エンピツ倒しで(驚)!! こりゃ又凄い選択方法ですね!


K:それで私は社員五人の一番小さな会社に入る事になりました(笑)。
 そこでは会社が小さいから新人の私一人がトイレや事務所・工場の掃除から
 設計、事務仕事、営業すべてをやらなければならなかった。それが良かったんですね。
 全て専門ではなかったけどやっているうたに起業の中で必要な事全てを学ぶ事ができた。
 今考えてみると、一番小さい会社に入った事が良かったと思います。運命なんて
 わからんものですね。

 そこでいろんなものを開発しました。例えば「ミレーの晩鐘」という絵を見てそれをヒントに
 今あちこちで使われている一輪車を開発しました。

T:あの工事現場などでよく見る一輪車ですね。あれは木嶋社長が開発したのですか!!


K:そうです。それに田舎に帰って縁側に座って畑を見ていたら、耕運機が
 トコトコ引っ張られているのを見て、「せっかくエンジンがついているのに何であれに
 乗らへんのやろ」と思い、リヤカーに牽引棒と乗用装置をつけて、今農家でよく見る
 乗って運転する耕耘機も開発しました。

 それとか、今ガソリンスタンドでタイヤを置いていますが、あれのアイデアも
 出したんですよ。会社がタイヤメーカーの代理店をしていて、販売先を
 確保するためにいろんなアイデアを募集していたんです。
 そこで色々と考えていたんですが、ある時、富山の薬売りを見てこれだ!と思いました。
 車が絶対行く所といえばガソリンスタンド。そこで痛んだタイヤなどの交換をする。
 そして新しいタイヤを販売店から補充していく、というシステムを提案し、それが
 採用されました。その当時はタイヤを置いているところといえば、タイヤ屋さん
 しかなかったのですが、それからは全国のガソリンスタンドが、わが社のアイデアを
 取り入れてくれるようになりました。

 それから今はどこにでもあるプラスチック製の椅子も日本に持ち帰ったりしました。
 たまたま社員旅行で芝生に座った椅子がプラスチックでできていた。
 当時はそんなもの日本になかったので、すぐに当地の製造メーカーに連絡を取り、
 日本でも作ることになりました。


T:今身近でよく見るものの多くが木嶋社長と関係しているのですね。驚きです!
 そうした卓越したアイデアはどのようにして浮かんでくるのですか?


K:考えようとしてもなかなか出てくるモンじゃないですね。私の場合は散歩をする。
 街中のいろいろなものを見ているとフッとアイデアが思いついたりする。
 そして書き留める忘れないうちにね。

T:いろいろなものを開発した会社から独立して企業するまでの経緯を
 教えていただけますか。

K:そんなこんなで私がもうこの会社でやる事は全てやりつくしたと思い、
 いざ独立しようとした時になかなか会社が辞めさせてくれない。まあ、ある程度
 実績を出していたから会社としても手放したくなかったと思います。
 しかしどうしても独立したかったので、勤めていた会社とはまったく違う業種で
 起業するという条件で退職を認めてもらいました。

 そこで体の弱かった家内が健康になったというのをきっかけに健康商品の
 販売取り扱いを始めました。ファイテンの製品もその中のひとつです。
 そこからおかげさまで口コミや紹介などでどんどんと商品が広がっていきました。


T:社員の皆さんはいつも明るく元氣ですが、その秘訣は何でしょうか。


K:私の考えは、せっかく働くのなら、その仕事に惚れないと楽しくできない。
 モットーは元氣で楽しく働く事!これを徹底しています。うちの商品は本当に
 素晴らしいものだから、スタッフ自身もそれに惚れ込んで、お客さんをケアし、
 お客さんが良くなっていく。その喜びを感じてもらいたい。自分達が
 仕事を楽しみ、元氣で健康でないとお客様に失礼ですよ。だからうちのスタッフは
 いつも元氣だし、みな積極的に自分から目標を立てたり、アイデアを出したりして
 くれます。
 

T:失礼ですが今おいくつですか?それといつもエネルギッシュですが、その秘訣は?

K:現在65歳です。健康の秘訣はやはり仕事を楽しむ事。楽しんでるから
 疲れる事はありません。ストレスも溜まらない。それとうちの商品を使う事(笑)
 これがすべてです。何しろ毎日が楽しくて仕方がない!


華麗なスタッフの方とともに。ワンちゃんも
ファイテン製品を愛用しています。

※インタビューの間もショップにはお客さんが次々と訪れていました。木嶋社長は
その一人一人に「ありがとうございました!!」と率先して大きな声で挨拶をされていました。
仕事に惚れ、仕事を楽しむ事が元氣の秘訣であり、心豊かな人生を送る秘訣でも
あるんですね!!

今回は豊中市熊野町にある潟tァイルドライフの木嶋賢治社長にお話を伺います。
ファイルドライフはマラソンやJリーグ、プロ野球の選手がよく使用している
チタンテープやRAKUWAネックなどのファイルド加工製品を販売している会社です。
いつも満面の笑顔でお客さまに元氣を与える木嶋社長の人生や経営哲学について
語っていただきました。(文中
Tは竹中、Kは木嶋社長です)
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