STEP4 基本技術・コツの習得
●「それって、できてあたり前でしょ!?」
竹中がある野球部にセミナーに行った時、6ステップの中の
基本技術習得の話になり、見本でキャッチボールの
デモンストレーションを行ないました。
竹中とスタッフのキャッチボールは、スパン、スパンと
ほとんどブレずに、相手の構えた手の中に入ります。
ワンバンで投げても、同じように構えた手の中に
バッチリのコントロール。
これを見て選手達は
「おお〜〜〜っっっ!!」
とみな驚きの声。
いや、しかし、君たち野球部でしょ。
それってあたり前の事なんじゃないの?
次に選手達でキャッチボールの練習。
同じように手を構えさせた所に向かって投げさせる。
しかし、ボールは上下左右、いろんなところに飛んで行きます。
「おいおい、君ら子供の時から何千、何万回ボールを
投げてきとるんや〜〜!!」
でも、これってどこのチームでもよく見られる光景なんです。
バスケットではシュートしたボールがことごとくリングに
はじき返され、
バレーボールでは、サーブはネットにかかり、
アタックを打てばラインオーバー。
サッカーでは、パスが大きく外れ、シュートを蹴れば
ゴールポストにはじかれるか、ゴールを逸れてしまう。
その競技において、まずあたり前にできていなければ
いけないプレイができていない。
こんな状態で、いくら高度なコンビネーションや
セットプレイを練習しても実際の試合においては
役に立ちません。
基本なくして応用なし。
コンビネーションやセットプレイは、
基本的なことがキチンとできると想定した上で
つくられたものです。
だからまず、あたり前のことがあたり前にできるように
するための基本技術を習得しなければ、次の段階には
進めません。
練習で8割以上の確率で狙ったところに投げられる、
打てる、蹴れる、パスができるようにすることが
できなければ、試合でうまくコンビネーションなどを
するのは難しいといえます。
しかし、限られた練習時間を基本練習ばかり
するわけにはいけませんよね。
また、数多く練習すれば身につけられる、
というものでもありません。
それは、上記の野球部の話でわかるでしょ。
ではどうするのか?
ポイントは「コツ」をつかむことです。
ストライクを投げられる「コツ」
狙ったところに打つ、シュートを入れる、
パスが出せる、サーブを入れる「コツ」
この「コツ」さえつかむことができたなら、
技術的に大きく崩れる事はなくなります。
自転車にいちど乗れるようになったら、
「乗り方を忘れた」なんて事はないでしょ。
あれも子供の時に自転車に乗る
「コツ」を覚えたからなんです。
じゃあ、その「コツ」ってどうやって身につけるの?
という事で、次回は「コツ」とは何か、
「コツ」はどのようにして身につけるのか、
についてのお話です。
選手達があたり前の事をあたり前にできるための
ポイントについてお話いたします。
お楽しみに!!